モーツァルト&ラインベルガー『レクイエム』公演を終えて
2026年05月01日
新しいものが次々と現れては消えていく現代にあって、数百年たっても輝きを失わない音楽があります。バッハ、ヘンデル、モーツァルト、ベートーヴェン、彼らの作品は、時代や文化の違いを超えて、現代に生きる私たちの心に深く響き続けています。
今回取り組んだモーツァルトのレクイエムも、まさにそのひとつでした。初めて歌う方にとっては新鮮な発見を、何度も歌ってきた方にとっては新たな気づきをもたらし、「また歌いたい!」と思わせてくれる、まさに名曲の魅力あふれる演奏になりました。練習を重ねることでしか得られない充実感が音になってに響いてきました。
さらに今回は、後期ロマン派の作曲家でありオルガニストでもあったラインベルガーのレクイエムにも取り組みました。その美しさと同時に、名曲であるがゆえの難しさに直面し、それを乗り越えていくのは決して容易ではありませんが、だからこそ、練習から本番までの道のりに達成感が生まれ、音楽に向き合う喜びを実感できたのではないでしょうか。
この満ち足りた気持ちを、そのままにしてしまうのはあまりにも惜しいことです。次に待っているのは、ヘンデルのメサイアの基礎練習、そしてバッハのマタイ受難曲やクリスマス・オラトリオといった傑作です。これらの作品に触れることで、音楽の理解はさらに深まり、自分自身の表現も確実に広がっていきます。ぜひ次回も、この豊かな音楽体験と新たな感動と発見を、ともに分かち合いましょう!
渡部智也
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