【合唱指揮57年 郡司博 プロデュース】

合唱音楽の Vol.2

2024年53日(金・祝)13:30開演

国分寺市立いずみホール

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4人の合唱指揮者の世界

このコンサートは年代も主な活動の場も違う4人の合唱指揮者が協力して行うコンサートです。自分が指揮していない時は、郡司以外は合唱団員としてそれぞれの曲に参加します。また歌い手仲間たちも合唱エキストラとして参加していただくことになっています。

この中で最も若い小河さんは宮沢賢治の詩による「永訣の朝」を指揮します。この作品は1975年に作曲され、今回演奏される作品の中で最も新しいものです。宮澤賢治は私たちが支援しているペシャワール会の創立者である故中村哲さんが愛した詩人でもありました。どうぞご期待ください。(郡司)


◆指揮:渡部 智也(メンデルスゾーン)

会津若松市出身。国立音楽大学声楽科卒業、メディアアーツ尚美ディプロマコース修了、武蔵野音楽大学大学院修了。ロシア国立チャイコフスキー記念モスクワ音楽院研究科にてロシア音楽を研修。声楽を岩渕嘉瑩、岸本力、A・ヴァラシーラ、Y・ニキーチナの各氏に、指揮法を永井宏氏に師事。05年第3回チェコ音楽コンクール第2位、17年第2回ロシア声楽コンクール第1位。東京二期会にて二期会ロシア東欧オペラ研究会、二期会ロシア歌曲研究会会員として活動。ショスタコーヴィチ『森の歌』など多くの合唱作品にバスソロにて出演。八ヶ岳音楽祭 in Yamanashi 合唱指揮、コール・ヴェルテ、藤の台コーラスこでまりの指揮者を務める。日本・ロシア音楽家協会、東京二期会各会員。桐朋学園大学音楽学部非常勤講師。会津大学短期大学部社会福祉学科特別講師(表現)。音楽企画「マイスキーヴェーチェル」代表。


◆指揮:玉山 彰彦(心の四季)

岩手大学教育学部芸術文化課程音楽コース、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。J.S.バッハ『ミサ曲ロ短調』『ヨハネ受難曲』『マタイ受難曲』、教会カンタータなどの他、モーツァルト・フォーレ・デュルフレ『レクイエム』、シュッツ『音楽による葬送』などのソリストを務める。オペラではプッチーニ『トスカ』アンジェロッティ役、他にもFF6ピクセルリマスター版でラルスの歌唱を担当するなど活動は多岐にわたる。声楽を小原一穂、佐々木正利、渡辺健一、Nicola Rossi Giordano、Ildebrando D`Arcangelo、萩原潤の各氏に師事。洗足学園音楽大学演奏補助要員。


◆指揮:小河 佑樹(永訣の朝)

埼玉県所沢市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。この春同大学院音楽研究科器楽専攻古楽研究分野バロック声楽修士課程を修了し、2024年4月より同大学院音楽研究科音楽専攻古楽研究領域バロック声楽博士後期課程へ進学予定。声楽を山口由美子、甲斐栄次郎の各氏に、バロック声楽を野々下由香里氏に師事。第34回国際古楽コンクール〈山梨〉声楽部門ファイナリスト。大学1年時より東京藝術大学バッハカンタータクラブに所属し、2020年3月から4年間演奏委員長(指揮者)を務める。


◆指揮:郡司 博(バッハ:モテット、土の歌)

指揮を山田一雄、ハンス・レーヴライン両氏に師事。朝比奈隆、若杉弘、岩城宏之、O.レナルト、E.インバル、C.エッシェンバッハ、H.J.ロッチュ、チョン・ミョンフン、G.ベルティーニなど、内外一級の指揮者と共演し、プロオーケストラの代表的な演奏会でも、その指導力は高く評価されている。95年、96年ベルリン交響楽団主催『第九』演奏会、2000年テル・アビブにてイスラエル・フィル主催ミレニアム・コンサートで『第九』、03年ノルウェーにてオスロフィルによるベルリオーズ『レクイエム』(M.プラッソン指揮)に合唱指揮者として参加。またバッハを中心とするオラトリオ指揮者としても活躍。ザルツブルグ大聖堂より5回にわたり指揮者として招聘された。96年ダブリンにて『メサイア』の指揮、02年ソウルナショナルアーツセンターにて『第九』を指揮し絶賛を浴びた。コロナ禍においても独自の考案によるシンガーシールドを使用し活動を継続。認定NPO法人おんがくの共同作業場代表。