演奏会へのお誘い

2023年09月04日

《郡司 博より皆様へ》

スラブの大地に深く根を張り、チェコを愛したドヴォルザークは、この現代において最も重要な作曲家の一人ではないだろうか。

ニ長調ミサは各曲のあちこちにスラブを思わせる雄大な河の流れが感じられる。クレードでは豊かな大河に沿って歌うように書かれ、4声の合唱で歌われるベネディクトゥスと、ソロ4人のアニュスデイは、ブラームスを彷彿させる深さがある。

コンサートの前半で歌われるのは、ブラームスの新・愛の歌。青春の讃歌と私はみた。自らソリスト 4人の一人として歌いながら合唱を指揮するという二刀流--原田光の初陣である。ブラームスが得意とするピアノ連弾は、我々にとって欠かすことのできないベテランの小林、そして新人ながら多くの演奏家から信頼の厚い作曲家の前田。2人がその力のかぎりをぶつける。

パイプオルガンの演奏は、ザルツブルクの中心的教会のフランチェスカーナの名物オルガニスト。

合唱指揮者として歩み始めて55年、新たな軌跡を歩もうとする郡司 博の企画である。

■チケットはこちらから

ブラームス:新・愛の歌&ドヴォルザーク:ミサ曲 ニ長調(夜公演)

2023/09/10(日)18:30開場 /19:00開演会場新宿文化センター大ホール

入場料全席自由 2000円(学生・車椅子席 1000円)

★ブラームス:新・愛の歌

ソプラノ 北見エリナ/メゾソプラノ 平野葉月/テノール 野中裕太/バス・指揮原田光

ピアノ:前田奈央/小林牧子/合唱:東京オラトリオ研究会合唱アンサンブル

~ザルツブルグからオルガニストを招いて~オルガン:ベルンハルト・グフレラー

★フェリックス・アレクサンドル・ギルマン:オルガン交響曲第1番より フィナーレ

★ドヴォルザーク:ミサ曲 ニ長調

指揮:郡司博/オルガン:ベルンハルト・グフレラー/合唱:東京オラトリオ研究会


是非聞きに来てください!