9/16都内会場初練習

2023年09月16日

9月16日(土) 14:00-16:30 雑司ヶ谷地域文化創造館第2練習室

指導 渡部先生  ピアノ 越前先生

出席41名(S17/A12/T4/B8)

今日はウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団と歌う第9合唱団150人のうち、41人が集まった。

作曲家ベートーベンが命を削り生み出した調べは、音名歌唱でさえその凄さを感じる事ができるのだと実感しました。本当に凄い曲。雑司ヶ谷の練習会場にこの日集まった41人は、渡部先生の発声やフレーズに特化した熱く妥協を許さない練習で、ベートーベンの音楽により徐々にひとつにつながっていく。そして体の奥深くから生命力が湧いてくる、そんな不思議な力を感じました。改めて、4年ぶりの立川第9を歌えることに感謝。

次回は9/24(日)夜リスル小ホール (基礎練習は18日(月・祝)午前カンマーザール)


練習報告

発声:ブレスの仕方の説明 ホワイトボードに書いた肺、横隔膜の図を示し、腹式呼吸の体の使い方をより具体的に説明。お腹に手を置き大きく息を吐いたり吸ったりして自分の身体の動きを実際に確かめてみる。8拍数えながら深く息を吸えるよう練習。どの高さの音、どの母音でも喉を開けること、鼻腔にあてる位置を変えない。

ブレスの見直し:いいブレスができるよう椅子の座り方も工夫(反り腰にならないよう少し背中を緩める)。第9を長年歌っていると自己流のブレスがしみついてしまい、ベートーベンが書いた音符の長さを端折っている箇所がある、また発声の都合で勝手にフレーズを無視している箇所も、それを発見しひとつひとつ見直す作業。ブレスは基礎、ピンチの時に一番役立つ。

フレーズ:音が跳躍する時はエネルギーが必要だが、そこについている歌詞の意味を考えた歌い方を意識する。

第9は声楽的に難しい箇所がたくさんありますが、自分は歌えていると思っている人も、今まで培ってきた技術に加え、更に上を目指す第9合唱練習になりますように。

渡部先生の声楽的なアプローチ、熱のこもった指導で新たな気づきが多くありました。とてもいい練習が続きます!


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