創造 

2018年05月21日
5月17日(木)紀尾井ホールで行われた郡司先生指揮『ヨハネ受難曲』へご来場くださいました皆様、有難うございました。第九のソリスト増田弥生さんも出演されたので、初心者練習へ参加の皆さんもお越しいただき有難うございました。

今まで誰も思いつかなかった全く新しい演奏の試みは、演奏後会場全てが感動に満たされ、感嘆とあふれんばかりの拍手で幕を閉じました。想像をはるかに超える創造性に富んだ、今まで誰も聞いたことのない、超革新的な演奏会でした。

ヨハネ受難曲のレチタティーヴォ部分を日本語で語り、アリア・コラール・合唱は原語で歌う。ペテロとピラト、ヨハネが話者として登場するという台本。渡部先生の語り口は自然で、聞く人の肚にすとんと落ちる納得の語り。バッハの音楽オラトリオシンフォニカジャパンに魅了され、実力あるソリストの方々が新しい試みに向き合う姿、声楽家としての技術をあますところなく駆使して歌うアリア。これはもう聞く人をいやおうなく引き込んでいきます。

郡司先生が指揮をする演奏会には、いつも必ず何か新しい発見や気づきがあります。誰もやったことのない、今まで見たことも聞いたこともない事を新たに創造し実現しようとするとき、始めからはっきりとした最終形が見えているのでしょうか。そこに集まるプレイヤーの情熱が化学反応を起こし、試行錯誤しながら創造し、真剣に磨きあげ、そうして最終的に出来上ったものはその熱量に比例するかのように、想像をはるかに超えるものが現れてくるような気がします。それを見て聞いて感じた多くの人が、心を激しく動かされ喜びや感動が生まれる演奏会になるのだなあ、とそういうふうに思います。


モーツァルト『レクイエム』 合唱団員募集 

いよいよ練習が始まります

6月10日(日)ルネこだいら 9:45-12:00

ルネこだいらでの練習は

郡司先生からひとりひとりへのきめ細やかな指導が魅力です 

あなたの参加をお待ちしています!

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