右近先生 及び オーケストラ 、合唱団 の皆さん 素晴らしい 熱演 !とても 感動しました 。またバーンスタインの エレミアを 歌った 増田弥生さんの 見事 さは 言葉に できません。あまりにも 残酷な エレミアの世界を増田さんの 声の変化によってテキストを 生きたものとして 聞くことができました。 彼女が コンクールで 優勝して以来 ずっと 聞いてきた 僕にとってそのなかでも 圧巻の演奏であったと 思います。と同時に 日本の 声楽界において 欠かせない 歌い手 であることのまたの証明でもありました。 この名演の 裏にはコントロールしバランスを十分に生かした オーケストラの 集中力があったことも忘れることができません。 ラターは 複数の 合唱団の 構成でありながらも 、 高度に...

団員募集の予告

2024年10月21日

月曜夜と水曜夜に練習をしていたラターグローリアの次は、来年1月からモーツァルト作曲「雀のミサ」が始まります。引き続き玉山先生と小河先生の合唱指導です。練習についての詳細は現在準備中、決まり次第おんがくの共同作業場HPへ掲載致しますので少しお待ちください。

昨夜、1週間後に控えた原田光のシューベルト 作曲による「美しき水車小屋」の リハーサルが 西国分寺いずみホールで行なわれました。

日歌合唱団

2024年07月29日

プロローグ/ミゼリー/ファンタジー/アリア/飛翔/エピローグ

昨年9月から4つの会場で練習が行われ、合計160人の合唱団員が集まりました。渡部、原田、郡司の3人による練習が始まった時、私が最初に考えたのは、ステージにのる全ての合唱団員が、演奏の上で主たる役割を果たせる合唱団を作ることでした。そのためには、作品の難しさからも、歌う技術の難しさからも、さらに内容をつかむという点でも高度な課題と取り組む覚悟が必要でした。

私はこの「ヨハネ受難曲」に合唱で参加する一団員です。今回は学び直しの気持ちもあり、練習だけでなく自分なりに取り組んでみようと勉強の為に本を1冊読むことに決めました。キリスト教の信仰を扱う本で私に読めそうなものはないかと本屋の書棚を巡っている時にふと思い出したのは遠藤周作の「沈黙」でした。このたった1冊手のひらサイズの文庫本の中身は想像以上にずっしりと重い内容でした。(切支丹禁制の日本に潜入し背教に追い込まれた若い司祭、キリスト教弾圧側の人間、ユダのような裏切りを繰り返す卑屈な信徒、厳しい迫害の末信仰を捨てずに命落とす信徒等が登場します)