9/4都内練習
2023年09月05日
モーツァルト『レクイエム』練習。
フォーレ『レクイエム』公演が終わって初めての月曜練習。42名が出席。
郡司先生のご指導。ピアノは津上さん。
はじめに・・・レクイエムは誰に歌うのか?亡くなった方に歌う?レクイエムは神様に向かった歌う!
モーツァルト『レクイエム』の中にはいくつかのフーガがあります。フーガの原点は"鬼ごっこ"。各パートが追っかけっこしながら演奏するスタイル。バッハやヘンデルをへて対位法として学ばれるようになった。モーツァルト『レクイエム』は1時間弱というコンパクトな中に、このフーガとハーモニーをうまく使い分け各所にちりばめているため、聴いている人も演奏者も飽きることがない。
主旋律と対旋律の歌い方。16分音符はエネルギーが欲しい。上行ラインなのか下行ラインなのか、リズムはどうなっているのか。最高の喜びのスタイルで。
言葉の強弱、軽重、明暗をつけることで躍動感が生まれる。全部のパートが主旋律で、ブレスの位置も違う。
8分の12のLacrimosaは八分音符を更に細かく分けて感じること。音は横滑りせず新たに上から音を取りなおす。が、レガートの中で音が移動するときにブツブツと歌い直しはしない。
全音の楽譜には小節数がありません。ご自分でカウントするか、写メを参考にして書き込んでおいてください。
(報告:I)