合唱音楽の森 4/27
2025年04月20日
今回は「土の歌」より3曲を演奏いたします。終曲の「大地讃頌」が有名なこの組曲ですが「農夫と土」では大地への感謝と労働の尊さ、「祖国の土」で歌われる祖国を愛し人を愛する心、そして「死の灰」では大切な大地を汚してしまった人類の罪を、戦後80年、そして日本被団協のノーベル平和賞受賞に想いをよせて演奏いたします。続けて演奏するのは、1988年に作曲されたラターの「テ・デウム」。クラシック音楽の様式に沿いつつ、合唱音楽の新しい響きや可能性を感じる、円熟期に入った作曲者の魅力が詰まった華やかな作品です。