6/9月曜練習
6月9日 月曜夜 メサイア練習 指導は玉山先生、ピアノは前田さん。19名出席。
毎回歌うためのヒントが盛りだくさんで長いレポートになってしまってしまい申し訳ありません。
前回の続き 25番 And with his stripes
テーマは厳格に。始めのAnd with his stripes はマルカート。続くwe are healedはレガート。次の四分音符の動きは軽く。フーガの構造を理解してテーマを邪魔しない歌い方をする。休符の後のテーマはもちろんしっかり出るが、フレーズに続いて休みなくテーマが来る場合も見落とさないこと。
メサイアは全般的に前奏が短く裏拍から入る曲が多くあります。少し早めに準備して声を出す前に一瞬のうちに狙いを定めて整える。準備が遅いと息を吸い込んだのと同じスピードで息を吐きだすことになってしまいます。
26番 All we lite 30小節 全パートが同じパワーバランスになるように。65小節からのみじかいメリスマのパッセージは始めのアクションをしっかり。72小節の様に縦線が揃う部分は足並みをそろえて目的に向かう。
28番 He trusted テーマの他にテーマっぽい小さいものが出てくるが、これもしっかり歌う。テーマの入りばかりをはっきり出ても最後にしぼんでしまわないようフレーズ最後のhimまで歌う。また低い音を歌うときでも響きを下げないように。
33番 Lift up くいつきしっかり。フレーズ終わりがだれると絵が濁ったようになってしまいます。
35番 Let all the Angels 短いテーマは音の粒をはっきり。引き延ばされたテーマは in Tempoでたっぷりとレガートで。部分部分でテンポが変わってしまいやすいので注意。
37番 The Lord 始めの♪のくいつき。伴奏がないので歌がしっかりリズムを作る。メリスマは終わりに向けて盛り上がる。
39番 Their sound 伴奏が薄い始めの2小節でずれないように。A以降 worldにむけてのびやかに。
41番 Let us タイの後ろの音を踏まないように。メリスマはまず正しい音価で歌う練習をする。長いメリスマは終わりがしぼまないように瞬発性をもって。速くなりやすいので常に inTempoと思う。
44番 Halleluja 12小節からのfor the Lord~はしっかりと、細かいHallelujaは軽く。どこのパートがテーマなのかを聴きながら、声を使いすぎないように。34のソプラノのような動きも決められた尺の中でバロック様式の表現の中に納まるようにきっちりと。
46番 Since by man アカペラ部分は楽譜通りに均一に声が出せるかが大切。まず声楽的に健康的な声で歌えるように少し大きめに練習。ビブラートをできるだけ減らす努力をする。その成功体験から音量を下げていきましょう。Aからの部分は速くても音にして。
51番 But thanks 楽譜の見た目よりもばらつきやすい曲。音の立ち上がりからいい響きにするように集中力が必要。
53番 Blessing 同じレ音がつながるが、歌詞によってレは同じでははくなります。that
sitteth~軽く。
どの曲もすべて構造をつかんで休める部分を休むことで歌う側も聴く側も全曲を楽しむことができます。
できることを一つずつ吸収していうことを毎年積み重ねて本番に臨みましょう。