指揮者の思い

2023年11月10日

先日カンマーザールでのモツレク練習の休憩中に、指揮者の小河佑樹さんから「永訣の朝」について直接お話しを聞くことができました。

小河:「1月から日本の合唱曲をやります。選曲に悩みまして、今までは一応バッハやろうということであれば、僕は《バッハおたく》なのでやりたい曲はわんさかあるんですが、日本の合唱曲となるとどれにしようかと困りました。三善晃、高田三郎などありますが、玉山君が先に選んじゃって(!?)同じような曲をやるのもなんだかなぁとなって、、じゃあ最近の曲?といっても、今時の中高生が歌う合唱曲をやるっていうのも無い。せっかく母国語のものを歌うなら歌詞がしっくりくるものがいい・・・と考えた時に、この曲は内容は暗かったりするんですけれども、でも日本語のいろんな感情がわかりやすく、歌っていて日本語の語感とか流れが音楽に合っていて、せっかく日本語でやるのであればとても魅力的だなと思いました。曲もすごく良い!あまり有名ではないけれど15分位の曲なので(皆さんに)一度聴いていただければ。とにかくとてもいい曲なんです!(2回目)たぶん今回を逃したら一生できないと思います。チラシにQRコードを載せてますのでYoutubeで聴けますから、とにかく一度聴いてみて参加を検討してみて下さい」

指揮者である小河さんの和やかな人柄が感じられる穏やかな口調で語られる、合唱音楽への真摯な姿勢やこの曲への思いを直接聞いた団員は、その後とても興味を持ってくれた様子でした。本気で選んだ曲、宮沢賢治作詩 鈴木憲夫作曲「永訣の朝」へ小河さんと一緒に取り組んでみませんか?ひとりでも多くの方の参加をお待ちしています。

※参考演奏 Youtube

混声合唱曲 「永訣の朝」

参加申込み こちら