音楽の時間

2022年01月07日

突然ですが、あなたは元旦にどの曲の楽譜を開きましたか?

きっと年末年始は家族の事や諸々忙しくしていて、合唱の楽譜を手元に置いていなかったかもしれませんね。でも譜読みが気になった曲はありませんでしたか?年内最後の練習で歌ったフレーズが頭をよぎったとか、そんなことはありませんでしたか?

たぶん元旦に開いた楽譜は、今年あなたがどんなに苦しくても忙しくても四苦八苦してでも取り組む価値が充分ある曲だと思うのです。

2022年の合唱練習が今日から始まりました。午前はバッハ『マタイ受難曲』続いて『あらしのよるに』夜も『マタイ』、明日8日土曜は朝ヴェルディ『レクイエム』、夜もヴェルディ。日曜は朝『マタイ』午後『あらしのよるに』月曜は『マタイ』火曜水曜はヴェルディ・・・続々と練習スケジュールが組まれそれぞれ参加しやすい会場で練習ができます。スケジュール

同じ曲を何度歌っていたとしても、練習を始めると新たな課題や気づきがあります。今日もマタイで15番合唱から16番コラールへかけての一連で、自分以外のパートを音名読みで歌った時、先生の言った通りの長さ強さフレーズで歌ってみると、今まで気づけなかったバッハの絶妙な音の組み合わせや仕掛けにハッとする箇所がありました。キリストの受難にまつわる人間模様、音楽の中に隠されたバッハの意図や弟子たちの心理描写を、追いかけ深めていくことのできるこの作品に改めて敬意の念を強くしました。

そのバッハが作曲したモテットBWV227『Jesu,meine Freude』

2月から始まります

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決して簡単ではありませんが共に学んでいこうという方、参加をお待ちしています