練習第5回

2022年11月17日

11月16日 練習第5回

待ち遠しかったバッハカンタータ。前回ドイツ語付けた1楽章、ひと月ぶりでしたが一応通りました(全員が忘れないように自習していたのだと思います)ドイツ語の歌詞読み、リズム読み、短く止めながら繰り返し練習。57小節からのVivaceは8分音符がブツ切れにならないようなど。

3楽章。詩篇 第130編5節

Ich harre des Herrn. 私は主を待ち望みます。

meine Seele harret, 私の魂は待ち望みます。

und ich hoffe auf sein Wort. そして私は主の言葉に期待します。

音名歌唱、ドイツ語の歌詞読み、リズム読み。ドイツ語歌唱。


合唱はまだ課題多く練習中は必死なのでなかなか気づけないのですけど、このバッハの音楽Largoは真に美しく心に響くフーガだと思います。信仰心を持った「祈り」は神との対話なのだとか。今回この曲に出会う事で、〇十年前にわからなかった言葉(実は今でも・・聖書へ書いて頂いた)に偶然再会しました。バッハがこの詩篇の言葉に3楽章の音楽をあてた意味に少しでも近づくことはできるだろうか。

曲が仕上がるまではまだ遠い道のりと感じますが合唱は一人で歌うのではないので皆でお互いに寄り添い合って作っていけるはずですね、きっと。

5月『Jesu, mine Freude』の後、右近先生が「バッハのカンタータは良いです。沼ですよ、沼にはまって下さい」と言っていた言葉が頭をよぎります。meine Seele harretからの次々あらわれるテーマ、通奏低音、前の音からひっぱっていきながら和声を変えながら次へ手渡されるフーガ。これらの魅力からもう抜けられない予感がします。徐々に曲の魅力にはまっていく合唱団、、今回集まった合唱団員全員でのBWV131を歌えますように。

5楽章、思い出しながら少しだけ歌ってこの日の男声は終了。女声は残って2楽章をさらいました。

練習全10回のうち半分が終わってしまいました。次回は11月30日です。