皆様へ

2021年04月27日

5月23日、7月11日のコンサート及び試演会に向けての私たちの取り組み。

昨年からのコロナ感染の広がりの中で私が最も懸念したのは私自身が無症状無自覚の感染者として、合唱団員に感染させてしまうのではという心配でした。そこで飛沫を防止できるシールドを私の前に立て、合唱団員一人一人にはシンガーシールドを準備して、お一人お一人はマスクを着用した上で一定の距離を保ち、来団の折には手消毒・検温をしていただき、少しでも体の調子の悪い時は練習をお休みすることをお願いしました。また私自身も友人と会うことも控え、合唱団の事務局や渡部智也先生との打ちあわせもオンラインにしました。また渡部先生とは体調に変化があった場合には勇気をもって練習休みに、またお互いに代わることなどを決めました。幸いにも、現在のところ合唱練習での感染はありません。しかし感染力の強い変異ウイルスの出現など、今後安心できる状況ではないと思っています。これから間近に控えるコンサートも、また今年の後半に向けてのモーツァルト『レクイエム』、ラター『グローリア』、『第九』、『メサイア』など新しく練習を始めるにあたっても気を緩めることなく感染防止対策をしながら練習を進めていこうと思っています。

今、全国のアマチュア合唱団の多くは練習を休み無活動状態です。脈々と続いてきた<合唱>は、このコロナによって絶えてしまうのではないかと危惧するベテラン合唱指揮者もおります。なんとかこの合唱活動を続けるためには感染防止の安全対策を行いながらも地道に続けていくしかないと考えています。また立川のカンマーザールにもシールドを常設し、ビニールを持ってくれば誰でも使用できるようにしワゴン車二台にシールドをのせ各練習場に対応しています。

文化 芸術 学問 の分野を[ 趣味とする 人々]は その 最前線で働く人々の 強力な 友であり未来へ羽ばたく 担い手への支援者です。 認定 NPO法人 おんがくの共同作業場 は現在 存続危機の 財政困難に陥っております が皆さんの力を借り 乗りきりたいとおもいます。

この二日間のコンサートが成功するよう頑張りましょう。

自らも感染しない、他の人に感染させない、練習でも濃厚接触を避け、もしもの時も感染を広げない工夫をみんなでしていきましょう。

郡司