コンサート終わりました

2021年05月25日

ロシア音楽フェスティバルの『森の歌』無事に終わりました。ご来場いただいたお客様、本当に有難うございました。

公演の準備に携わった多くのスタッフの皆様のおかげで森の歌ロシア合唱団は舞台に立つことができました。ありがとうございました。

そして合唱団員の皆さん、お疲れ様でした!お客様のアンケートがおんがくの共同作業場HPに掲載されています。是非お読みください!こちら

『森の歌』本番

今回ショスタコーヴィチの作品をオーケストラではなく2台ピアノでの演奏、また録画出演にも的確に対応してくださった指揮者右近大次郎先生、合唱団から本番で練習の成果を充分に引き出してくださった先生、ありがとうございました!

渡部智也先生の歌声からは、苦悩から再び立ち上がろうとする民衆の心やロシアの大地、希望などが今の現状と重なり様々な思いが浮かび上がりました。バス歌手が『森の歌』で重要な役割を持つことが理解できた気がします。

ピアノ2台でショスタコーヴィチのオーケストラを見事に演奏してくださった吉永哲道さんと上原悠さんに心から感謝します。2回の練習、ホールでのGP本番を通して音楽家としてどれほど優れたおふたりなのかと改めて感じられました。終演後、2台ピアノオーケストラは『森の歌』の新たな魅力を引き出して魅せてくれた!という声も聞かれました。

今回一番特徴的だったのはステージ下手のスクリーンに映し出されたロシアからの出演者との共演(録画)ですね。コロナ禍での新しい試みはいかがでしたでしょうか?新進声楽家アレクセイ・クルサノフさんとポポフ記念ボリショイ児童合唱団、オーケストラとうたう杜の歌こども合唱団、本当にありがとうございました。コロナ禍でのコンサートの新しい形として実現した映像出演は、お客様からも多くの反響をいただいています!

ことの発端は昨年事務局会議にて”『森の歌』はテノールソリスト・児童合唱をロシアからというのはどうだろう”と郡司先生の提案、(事務局心の声:!!うっへぇー!まじぃ?リモートで??!おもしろそーやりたかったんだよそーゆーの、わくわく)、リモートではなく録画となりましたが、それを見事に実現してくれた渡部先生、ロシアで絶大なご協力いただいた後閑さん、編集投影担当してくれた杜の歌の津上先生、他関係者の皆様の努力で実現しました!アマチュア団体がコロナ禍でのコンサート実現する為の工夫はまだまだできると確信できた画期的な出来事ではないでしょうか?

録音と合唱という未経験の出来事に、クルサノフさんのコーラス部分を自習するため動画を団員へ配信したところ、あっという間に再生数が急上昇(団員数少ないのに?)毎日見てました、もももちろん練習の為にだよ!

森の歌ロシア合唱団は23日本番で終了。半年間皆さん本当にお疲れ様でした。この間ひとりひとりが積極的に感染予防する日常を送りながら、またご家族のご協力を得ながら練習に参加していただいたお陰で無事に本番を迎えることができたと思っています。ご協力有難うございました。渡部先生のもとロシア語と格闘し、励まし合い、少数ゆえに支え合い、協力し合い団員間もいい関係が築けたのではないでしょうか。そんなこんなで団員の中には森の歌愛・ロシア愛が溢れてしまって、ロシアフェスティバル後は魂抜けた者もでましたが、なんとか無事に終わりました。またいつかロシア語の合唱曲でお会いしましょう!


ロシアへの感謝状

ロシアからの出演に対してNPOから感謝状をお送りしたものの一部です。上半分はロシア語で、下の日本語はロシア合唱団に所属していた書道家の方に書いていただきました。ありがとうございました。


■最後に指揮者M先生からいただいた感想

【二台ピアノ、録音での参加など新しい試みと少数精鋭の合唱に十分満足できる演奏だった】